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2007年03月30日
やまんばのお話
むかし、むかし 戸口山に住むやまんばが 村に出てきて 悪さをして困っておりました。
村人は、やまんばを 懲らしめてやろうと やまんばの大好きな まんじゅうに似せた石を
熱々に焼いておきました。
やまんばは 好物の饅頭を見て5~6個いっぺんに腹の中に放り込みました。
焼け石の饅頭は腹の中で煮えくり返っています。やまんばは「水をくれ」と
せがみました。「もう悪いことは決していたしません。」
村人は可愛そうに思い冷たい水を与えました。
改心したやまんばは 子供たちを可愛がって子守をしたということです。
Posted by 木タロウ at 02:14│Comments(0)