› 自然の恵み ›  › 青崩峠

2008年05月04日

青崩峠

国道152号線、いまだ幻の国道と言われる青崩峠
太平洋側の浜松から日本海側の糸魚川まで ほぼ一直線のルートに重なるような国道152号線は
静岡県(浜松市)と長野県(飯田市)の境界線 青崩峠で 通行不能のままです。
今兵越峠林道を迂回してどうにか通れますが狭く非常に危険です。 

青崩峠は 現在遊歩道があり 歩いていくことが出来ます。
その昔 塩などの物資を運ぶ要所として 秋葉詣でや 善光寺詣での信者が行き交い 武田信玄の軍勢が越えたという、またかなしい女工たちが越えたと言う哀話。数々の歴史を秘めたところであります。

画像をクリックすると大きくなります。
青崩峠
水窪側から見た青崩峠

アクセスは水窪町「国盗り」付近から 約10kmの草木トンネルインター手前を右斜めに進み、 トンネル入り口手前のガードをくぐって細い急な坂道を登ります。
青崩峠

草木トンネル入り口付近から 3km程で遊歩道入り口です。この間に「さば地蔵」 「足神神社」「湧き水」  「しっぺい太朗の墓」 「木地師の墓」などがあります。
青崩峠

遊歩道を15分ほど歩くと 兵越峠遊歩道との分岐があります。
青崩峠

更に5分ほどで 青崩峠です。幾重にも重なった信州の山々が遠くまで見渡せます。
熊伏山の登山道でもあり 少し入ると 見晴らしがいいですが
危険なので自己責任で 充分ご注意下さい。
青崩峠

熊伏山の登山道は 踏みしめた 土の様子から 今日も多くの人が歩いた様子が伺えました。

この地に 免許取りたて(若葉マーク)の人でも走れるような道を 早く作って欲しいです。
浜松市と飯田市を直接道路でつないでください。



青崩峠
草木トンネルインターからそれて右に入ったところにある丸太のトイレ

青崩峠
願い事を書いた絵馬がずらり(足神神社)
湧き水は有名です

青崩峠
見付天神の怪神を退治した勇犬早太郎は駒ヶ根への帰り道 怪神との戦いに手負った傷が重く ここで 命果てたといわれています。早太郎は「しっぺい太郎」とも 言われています。

関連画像が「森のギャラリー」にあります。ご覧下さい。



同じカテゴリー()の記事
青崩峠道路
青崩峠道路(2010-02-14 09:36)

青崩峠道路
青崩峠道路(2009-11-20 07:28)

この道はどこまで
この道はどこまで(2008-07-30 23:50)

R152
R152(2008-07-23 21:06)

R152
R152(2008-07-11 22:58)


Posted by 木タロウ at 00:48│Comments(2)
この記事へのコメント
木タロウさんはじめまして!
以前、草木インターが完成したころ
青崩峠の入り口までは行きましたが、
時間の都合で登ることが出来ませんでした。
峠のご案内「いいですね」
また、おとづれたいとおもいます。
Posted by よっさ at 2008年05月04日 10:45
よっさ さん
ご覧頂き 有難うございます。
どうぞ、よろしくお願いします。
Posted by 木タロウ at 2008年05月04日 11:39
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
青崩峠
    コメント(2)