自然の恵み

2月１９日水窪本町のはずれにある市神様のお祭りが行われました
新型コロナの影響で今年も役員のみで縮小して行われた
餅投げにかわり各戸に紅白のまんじゅうを配ったりして　過去のような火災のないよう祈願した。

昔は集落の中心部にあったのだがおよそ１００年前の大火で現在の所に移った
大正１４年２月２５日深夜　湯浅製紙工場から出火。
およそ１５０戸　２千余名に被害が及んだ。湯浅製紙工場寄宿舎の女工２００余名も寝巻一枚で飛び出し寒さに震えていた。
本町地域ほぼ全滅し焼け残ったのは民家３戸と水窪座舞台のみであった
本町地域は　奥山村（水窪の旧名）中心部として　役場、郵便局、警察など主要な建物が集まっていた。
旅館や料亭、芸者置屋十数軒も消失した。

（参考：加藤定義氏著青崩れ峠を馬が越えてきた）