› 自然の恵み › 節分

2019年02月04日

節分

節分
節分にはカヤの枝にイワシの頭をさします。
節分
この辺りの節分のカヤの木にはイワシがつ付いていない
もしかしたら ネコちゃんの仕業でしょうか。

節分の習慣は平安時代、まだ科学が発達せす、
災害や不幸は「怨霊」や得体の知れない物のしわざとされていた時代に始まったと言われています。
災害や病気などの悪いことは鬼の仕業と考えられていました。
新しい年や季節が始まるときには、世界の秩序が変わって、
その境目には鬼、魔、災厄などの邪気が生じると考えられていました。
そこで人々は、呪い(まじない)で危難や不安を乗り切ろうとしました。
「鞍馬山の鬼が都に出てきては、まちを荒らすので、祈祷をして煎り大豆で鬼の目をつぶし、災厄を逃れた」
というお話があり
「魔の目」を豆でつぶしたという「魔滅」(魔を滅する)のごろあわ廿で「豆」で鬼をはらうことになったとも言われています。
そのため、「邪気」である「鬼」を払い、福を呼び込むということから、
「鬼は外!福は内!」の掛け声をかけながら豆をまくようになったといいます。
家の玄関や窓を開けて奥の部屋からはじめ最後は玄関まで「鬼は外!」と豆を撒き
鬼が戻らないようすぐに戸や窓を閉めてから、「福は内!」と部屋の中に撒きます。
そのあと、まめになるという意味もあり
1年の厄除けを願いながら、数え年の数だけ豆を食べます。
カヤの木の枝に焼いたイワシの頭をさして玄関先に飾ります。
とげのあるカヤの葉が焼けるときや、豆を煎るとき、ぱちぱちと音を立て鬼を追い払います。
鬼はイワシのにおいが嫌いだと言われています。
他所ではヒイラギを使いますが水窪ではカヤの木を使います。



Posted by 木タロウ at 00:03│Comments(0)
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