› 自然の恵み › 西浦田楽 東京公演

2019年01月10日

西浦田楽 東京公演

西浦田楽 東京公演

 浜松市天竜区水窪町西浦地区に伝わる国指定重要無形民俗文化財「西浦の田楽」が1月26日、都内の国立劇場で披露される。
1300年前から、変わらない形で受け継がれている田楽を解説を交えずに紹介する。

西浦田楽は水窪町西浦所能の観音堂で旧一月十八日、十九日の祭りに演じられるもので、「庭定め」「鎮守祭」「御神供ばやし」「天狗、天伯の神迎えの式」などが終了すると、「田楽」と称される地能三十三番、はね能十三番、獅子・しずめが観音堂の庭に設けられた楽堂前で夜を徹して演じられる。
そのうち今回、国立劇場では庭ならし(にわならし)/御子舞(みこまい) /高足(たかあし)/高足のもどき(たかあしのもどき)/麦つき(むぎつき)/水口(みなくち)/鳥追い(とりおい)/惣とめ(そうとめ)/田楽舞(でんがくまい)/ のたさま/しんたい/梅花(ばいか)/猩々(しょうじょう)/弁慶(べんけい)が紹介される。

西浦田楽は特に地能における「高足」などの田楽芸や、「田打」「種蒔」「よなぞう」などの田遊びなどを多くもっている点、また一曲の後にその曲を復演するもどきという演出法を多く演じる点など、芸能史的に重要な価値を有している。

2019年1月26日(土)

開演時間
公演は午後4時から同6時15分まで。
※開場は開演の30分前の予定

一般3800円、学生2700円。
問い合わせは同劇場チケットセンター<電0570(07)9900>へ。
国立劇場チケットセンター(午前10時~午後6時)

インターネット購入
パソコンから     http://ticket.ntj.jac.go.jp/
スマートフォンから http://ticket.ntj.jac.go.jp/m

同じ日のの1時からは愛知県設楽町の
【:田峯田楽(重要無形民俗文化財)】
扇の舞/万歳楽/仏の舞/日選び/堰さらい/田打ち/籾蒔き/おしずめよなどう/鳥追い/柴刈り/代掻き/大足/雇人/田植/庭固め/火伏せ/ちらし棒/ふけらかし/あたま惣田楽・から輪惣田楽/殿面/翁面/駒/獅子
が公演される。

西浦田楽の関する「過去記事」はこちら






Posted by 木タロウ at 08:40│Comments(0)
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