自然の恵み

日本山岳協会、日本山岳ガイド協会など山岳５団体でつくる「山の日」制定協議会は３日、地方自治体幹部らも招いた会議を東京都内で開き、毎年６月の第１日曜日を候補に、全国の「山の日」をつくることを決めたという。
「海の日」同様、国民の祝日への指定も目指す。

山の日制定協議会は山の日を作ろう声明文の中で
「山の日」は、
日々の生活と文化に結びついた山の恵みに感謝するとともに、
美しく豊かな自然を守り、育て、
次世代に引き継ぐことを国民のすべてが銘記する日。
この運動を通じてわたしたちは、登山者の安全と健康に寄与し、
登山の楽しみを広く伝えたいと念願する。
すでに祝日となっている「海の日」と対をなして、
日本に住むすべての人々が、山という自然を見つめなおし、
深いかかわりを考える日にしたい。と述べている。

荒廃や環境破壊、土砂崩れ、希少植物の盗掘、登山者の事故といった山の問題も含み、森を守り育てるための記念日となるよう期待する。
静岡県では２月２３日を富士山の日に定めていて県民の休日にする運動もある。