自然の恵み

水窪中学校の3年生は18日卒業式を迎えます。卒業するにあたり母校に記念になる物を残そうと校歌のボードを作製　このほど設置され5日除幕式が行われます。
技術の時間に「水窪町の木」である「栃の木」の　７ｃｍの四角い板に校歌の1文字1文字を彫刻刀で浮かし彫りにして　大木の一枚板に貼り付けました。

何でもインスタントやオートメーションで簡単に出来てしまう時代にこうして苦労して手づくりで作った校歌のボードが母校に残るということは生徒たちの心がふるさとを末永く愛し続けることでしょう。
このボード作りには技術の近藤先生の熱心な指導や校長先生はじめ多くの方の協力があったのでした。




明日は　公立高校の入試です。全員希望の進路に合格されることを祈ります。約半数の生徒は　地元の佐久間高校で自宅から通学できますが　残りは水窪から出てしまいます。下宿などの生徒も居ますが　この機会に家を求めたりして　水窪から家ごと引っ越していく人も沢山います。

校長先生は「水窪中学校の生徒は　素直で純朴明るく挨拶が良くでき気遣いもできる。
町の行事にも参加、　おじいさん、おばあさんと暮らす人もいて　住民とよく関わっていることもよいのでしょう。
生徒に希望することは　水窪のよさをみんなに紹介して欲しい。水窪を忘れず、時々帰って欲しい。祭にも帰ってきて欲しい。そして将来水窪に帰ってきてくれれば？・・・。」と話していました。