青崩トンネル貫通
国土交通省飯田国道事務所(飯田市)は30日、三遠南信道の青崩峠トンネル(仮称、全長4998メートル)が26日に貫通したと発表した。
2019年4月の本坑着工から4年余が経過。
今後、コンクリートの吹き付けや舗装、トンネル両坑口の改良などを実施する。
地表からの深さが最大610メートル。トンネル本体にかかる圧力が大きく、掘削後に坑道を支える鋼鉄製の枠やコンクリートの強度を通常より高めたという。
南信濃―水窪間のアクセスを現状の30分から約6分に短縮する。幅員は9・5メートル。
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