やまめ地蔵
むかし、足神様の近くの翁川の淵に 仲の良い 夫婦のやまめが いつも連れ合って 楽しそうに 泳いでいたということです。
あるとき この 池島部落の若者が そのうちの1匹を 釣り上げてしまいました。
すると 若者はまもなく 奇妙な病で亡くなってしまいました。さらに 部落には 災害に見舞われたり
奇妙な出来事が続きました。
そこで 村人は やまめのたたりだと 誰とも無く言い出し 地蔵様を立ててねんごろに弔ったということです。
茂みの中に ほこら が 見えます。
国道152は 浜松市天竜区水窪町で 行き止まりとなり 三遠南信道「草木トンネル」をくぐって兵越峠へと向かっています。
草木トンネルをくぐらずに取り付け道路手前から右に折れ狭い道を進むと 足神神社があります。
足神神社の境内には 湧き水があり 遠方から 水汲みの客でにぎわっています。
この道は 難所 青崩峠方面に向かって 途中で行き止まりです。
この 足神神社の すぐ手前に小さな橋がありますが 橋の上流側の茂みの中に 祠(ほこら)が見えます。
魚を抱いた地蔵を祀ってあります。
言い伝えや民話は いろいろな話が 入り乱れ さば地蔵という伝説にもなっています。
関連記事