おかいこさん
これは何でしょう?
おかいこさん(蚕)が 繭になる為の「マムシカゴロジ」
5月7日の記事の桑の葉を食べて大きくなった蚕をここに入れてやる、ここで繭を作る。
水窪の養蚕・製糸は 明治から大正にかけて隆盛を極めたという。
しかし、大正末期水窪の大火で製糸工場が全焼。
養蚕農家もその後ナイロンの出現もあり衰退したという。
製糸業も盛衰をたどり、隆盛期には青崩峠を越えて工女さんたちが入っていたといいます。
また、豊橋方面へ信州から出稼ぎに行っていた工女さんたちも 行き帰りに 20人・30人と
本町の鈴木屋旅館に泊まって賑やかだったといいます。
水窪の大火の前は3階建てだったといいます。
水窪や佐久間の娘さんたちが信州へ働きに行くこともありました。
苦労された工女さんたち 今どのくらい残っていらっしゃるのでしょうか?
明治19年 村内有志イタリヤ式製糸機械
明治21年 一遠社製糸工場富岡式機械
明治24年 奥山館製糸場
明治30年 近火類焼廃業
明治33年 翁製糸場
明治42年 湯浅製糸工場
大正14年 水窪大火全焼